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国頭村の猿長者の語り

大城ナツさん(国頭村字安田)

大城ナツさんは、1909年4月10日に国頭村字安田で生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の大宜見さんと大城さん、1978年4月29日の記録です。

【共通語】

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【語りの梗概】

明日は何もない状態で正月を迎えようとしている時に、そこへみすぼらしい服装の人が来て宿を乞う。その家の人はみすぼらしい服の人なので断る。断られた人は今度は隣りの家に宿をこいに行く。その家の人は親切に泊めてあげたので一年中のご馳走をもらい、また年も若くしてもらう。

その話をきいた隣の家の人は、そのみすぼらしい人を無理やり連れてきて泊める。石を焼いてそこへ座ると猿の尻が焼けた。

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