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国頭村の猿長者の語り

宮城ウシさん(国頭村字奥)

宮城ウシさんは、1898年12月11日に生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の上原さんと中村さん、1974年8月9日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

大みそかの夜、みすぼらしいおじいさんが来て「宿をかしてくれ」と頼むが断られる。隣のおじいさんとおばあさんの家では「何もないが、あなたがよかったら」と泊めてもらう。翌朝老人がお礼に「あなた方の欲しいものは何か」と聞く。「私たちは何よりも年が若くなりたい」と言うと「新水で浴びなさい」と教える。すると二人は若返る。

金持ちの家族がそれを真似ると、猿等の動物になった。

金持ちの家は若返った二人がもらった。猿が家を返せとやって来る。老人が庭石を焼いておきなさいと言う。その通りにすると猿が来て、その石にすわり、尻が焼けてアカマイザールになった。

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