沖縄伝承話データベース

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国頭村の猿長者の語り

島袋道輝さん(国頭村字浜)

島袋道輝さんは、1892年5月27日に生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の小林さんと上原さん、1974年8月10日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

天から人が降りてきて、金持ちの家へ泊めてくれと頼むが断られる。そこで隣りの貧乏夫婦のところへ行き泊めてもらう。

その家で湯を沸かし何かを入れてそれを飲ませる。すると貧乏夫婦は若返った。次にまた湯を沸かすと、今度はそれがご馳走になった

。隣の金持ち夫婦がこれを真似て猿になる。金持ちの家には貧乏夫婦が住む。その家の庭石に猿が腰掛けて「ワーウェーキトラセ」とうるさいので天の人に相談すると庭石を焼けという。その通りにすると猿がやってきてそこに座リ、猿の尻は焼けてしまう。

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