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国頭村の猿長者の語り

知花新光さん(国頭村字辺土名)

知花新光さんは、1895年3月20日に生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の神山さん、阿波根さん、山入端さん、新城さん、1975年3月7日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

貧乏な老夫婦が火正月をしている。そこへ白髪のおじいさんが現れる。この人は神様で貧乏人に薬を与える。それを鍋に入れるとご馳走ができ、それを入れた湯を浴びると若返る。

隣りの金持ちが来てどうしたかわけをきくので理由を話す。金持ちは神様を追いかけていき自分も若くしてくれと頼む。お湯を浴びると金持ちは猿になる。

金持ちの家は貧乏人がもらう。猿が来たら石を焼いておけと教えられたので、その通りにすると。家を返せとやって来て、焼き石に座り尻が焼けて赤くなる。

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