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国頭村の猿長者の語り

渡久地カメさん(国頭村字伊地)

渡久地カメさんは、1897年3月14日に生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の玉城さん、山入端さん、仲里さん、1974年8月8日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

この人は天の人であったが、金持ちの家に泊めてくれというが、泊めてくれないので、貧乏の老夫婦の家に泊まる。

朝起きて、水を沸かして、老夫婦が湯を浴びると若くなる。それを金持ちが知り、天の人を追って行き湯を浴びさしてもらう。すると金持ちたちは猿や蜂や鼠になる。

貧乏な夫婦が金持ちの家に住むようになるが、猿が私の家を返せとやってくる。庭石を焼いておくとその上に座り猿の尻が焼け、赤マイザールになる。

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