語り一覧
島袋道輝さん(国頭村字浜・しまくとぅば)
有銘兼光さん(国頭村字浜)
宮城ウシさん(国頭村字奥・しまくとぅば)
玉城カマドさん(国頭村字奥)
玉城カマドさん(国頭村字奥)
宮城トミさん(国頭村字奥)
伊地カメさん(国頭村字半地・しまくとぅば)
山田節子さん(国頭村字半地・しまくとぅば)
宮城マカトさん(国頭村字与那・しまくとぅば混じり)
宮城マカトさん(国頭村字与那・しまくとぅば)
金城ナベさん(国頭村字与那・しまくとぅば)
金城ナベさん(国頭村字与那・しまくとぅば)
比嘉春富さん(国頭村字安波・しまくとぅば)
上原ミツさん(国頭村字安波・しまくとぅば)
上原ミツさん(国頭村字安波・しまくとぅば混じり)
宇栄原ナベさん(国頭村字安波・しまくとぅば)
糸満盛保さん(国頭村字桃原・しまくとぅば)
糸満盛保さん(国頭村字桃原)
平良精造さん(国頭村字桃原)
仲地ウシさん(国頭村字桃原)
与儀新次郎さん(国頭村字宇良・しまくとぅば)
与儀新次郎さん(国頭村字宇良)
新垣カマトさん(国頭村字宇良・しまくとぅば)
知花新光さん(国頭村字辺土名・しまくとぅば)
知花新光さん(国頭村字辺土名)
知花新光さん(国頭村字辺土名・しまくとぅば)
饒波カナさん(国頭村字辺土名・しまくとぅば)
古堅カメさん(国頭村字安田・しまくとぅば)
大城ナツさん(国頭村字安田)
渡久地カメさん(国頭村字伊地・しまくとぅば)
新垣富太郎さん(国頭村字辺戸・しまくとぅば混じり)
猿長者 TOP
国頭村の猿長者の語り
伊地カメさん(国頭村字半地)
伊地カメさんは、1892年3月8日に国頭村字半地に生まれました。カメさんは、この話を話し上手の祖父母から聞いたそうです。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の辺土名さんと乾さん、1974年8月10日の記録です。
【しまくとぅば】
※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。
【語りの梗概】
貧乏人と金持ちがいた。天から神様が乞食の姿で降りてきた。金持ちの家に行ったが泊めてくれなかった。貧乏人の夫婦のところに行くと泊めてくれた。神は朝になってから湯を沸かさせた。その湯におじいさんとおばあさんが入ったら若返った。鍋に米を少し入れると増えた。金持ちが若返った夫婦を見て、自分たちも真似て神様を呼んで湯を沸かさせて入る、と彼らは猿になっていなくなった。貧乏人の夫婦は、金持ちの家に住んだ。すると猿がやってきてうるさいので、石を焼いておくと、そこに猿が腰掛けて尻が焼けた。それから猿の尻は赤くなった。
猿長者 TOP