沖縄伝承話データベース

語り一覧

国頭村の猿長者の語り

宮城マカトさん(国頭村字与那)

宮城マカトさんは、1891年4月29日に国頭村字与那に生まれました。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の乾さんと辺土名さん、1974年8月9日の記録です。

【しまくとぅば混じり】

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【語りの梗概】

大みそかに、ある人が金持ちの家に宿を乞うが断られる。隣の貧乏な老夫婦は快く泊める。その人はわずかな米粒でたくさんのご馳走を作る。米びつには黄金がいっぱいになったりする。

猿になった隣の金持ちが家を返せとせがむので焼いた石を置くと猿はそこに座って尻が焼けて赤くなる。

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