沖縄伝承話データベース

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仲里亀千代さんの語り

名護親方 虎退治(しまくとぅば)/

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【語りの梗概】

名護親方が支那へ留学した時のこと、月夜の晩に4、5人連れだって虎山へ月を眺めに出かけた。持ち寄った酒や御馳走を食べ、良い気持ちでいると虎が来たそうだ。国が大きいから虎も大きいと話した。御馳走を投げてやって、追い払うが身動きせずに困っていた。お酒をふっかけるとどこかへ逃げて行った。その後、沖縄の島々では、名護親方には虎でさえ恐れて山へ逃げて行ったと語り伝えられている。

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