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【語りの梗概】
ペークが八重山に行った時に、何か面白いことはないかと聞くと、八重山の人が、口説を歌った。「八重山シマにある口説や身分相応、財産ある人探ち 女の美らさるうっさ妻なり ゆーべーなり ちかんせ島流しするふらちな者がいる」といって「イヤサーサー」と言った。すると男が「ハイヤー」と返したそうだ。「サリサリペークーさい、どうも面白いもので見せてくれと礼を言ったならば、うぬ話せいやるんどー」と答えたら、「えーうれー他ぬ話しがやーと思っていたら、えーうれー我ん話しるやーびーたんな。なーあんせーうれ知らんふりさびらー」。その時から「イヤチャチャ」といえば、「ハイヤー」と返すようになった。