沖縄伝承話データベース

西原町の猿長者の語り

宮里栄子さん(西原町棚原)

宮里栄子さんは、1919年4月1日に西原町棚原に生まれました。カメさんは、この話を子どもの頃お爺さんから聞いたそうです。西原尋常小学校を卒業後、サトウキビの栽培に従事し、結婚して大阪に移り、戦後棚原に戻ったそうです。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の大熊亨さんと山城孝子さん、1988年8月13日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

(城間カメさんの話に引き続き話をしているので頭切れ)金持ちと貧乏人がいて、貧乏人は大晦日に火を焚いて年をとっていた。天からお爺さんが降りてきて、(貧乏人は)顔を洗ったらきれいになった。(金持ちが)「なぜそんなにきれいになったかね」と聞いた。家を見て羨ましがり、猿がきて座る場所はいつも同じ場所だったので、天から来た年寄りが「クルト石を焼いおきなさい」というので焼いて置いたら、猿が坐って、その時からお尻がまっかっかになった。(クルト石とはセメントを作る石で、山原の屋部にたくさんある。)

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