沖縄伝承話データベース

西原町の猿長者の語り

稲福カメさん(西原町兼久)

稲福カメさんは、1917年6月6日に西原町兼久に生まれました。カメさんは、この話を年寄りから聞いたと言っています。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の宮城くに子さんと呉屋まさみさん、1981年6月14日の記録です。

【しまくとぅば】

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【語りの梗概】

昔、金持ちの家に、貧乏人の夫婦が大晦日の日に米を借りにいったが断られたので、火正月をしていた。そこへ、神だったのかはわからないが、ボロの服を着た物乞いが、とめてくださいと頼んだのでとめさせた。正月の日、老夫婦を若返らせた。

隣の金持ち夫婦も若返りたいと頼むと「ふろにはいりなさい」といわれ、はいると猿になった。猿は毎晩やってきて、そこは自分の家だという。それで猿がすわる石を焼いておくと、そこにすわり、やけどをして山へ逃げていった。それから、猿の尻は赤いといわれる。

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