沖縄伝承話データベース

西原町の猿長者の語り

石原信秀さん(西原町千原)

石原信秀さんは、1919年5月28日に西原町千原に生まれました。信秀さんはこの話をお婆さんに聞いたそうです。信秀さんのわらび名はカマドー、西原尋常小学校で学んだ後、農業に従事、兵役で台湾と支那にも行き、戦後は上原の人に雇われて働いたそうです。聞き手は、沖縄口承文芸調査団の大城直樹さん、1982年2月17日の記録です。

【しまくとぅば】

※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。

【語りの梗概】

カーマムカシ(大昔)、大晦日に(神が)天から降りてきて(貧乏人が)「私達は、火正月をするので何一つない。」と言ったら(神は)「では私がいうことをあなた方は聞くか。」と言うと「それでは大きな鍋に湯をわかしなさい。」と言って湯を沸かせ、「ではこの水で浴びなさい。」と言われ、この(貧乏の)おじいさん達は若返った。貧乏のおじいさん達は若返ってぜいたくをしていると金持ちで貧乏人をバカにしていたおじいさん達は私達もあのように若返りたい。」と神様に言うと神が「私の言うことを聞くか。」と言うと「聞きます。」と言った。すると(神は)石を焼きつけて「お前達はこの石に座れ。」とおじいさんおばあさんを石に座らせると、尻が真っ赤に焼けて手も顔も猿になってしまった。ウヌ話ヤ聞チャルバーヨー。

>>  猿長者 TOP