沖縄伝承話データベース

アカカナジャーの仕返し

語り手は伊平屋村我喜屋の名嘉徳盛さんです

アカカナジャーが、ある人と友達になって毎夜引き潮になると「海に行こう」と誘いに来た。取った魚は片目をとって食べ、蛸は怖いから取るなと注意した。この人は毎夜起されて仕事ができない。疲れてしかたがないので、逃げる方法はないかと考えて、蛸をとってアカカナジャーに投げた。するとアカカナジャーの姿が消えて逃げてしまった。この人が家に帰ると、寝かしておいた子供が片目を抜かれて殺されていた。

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