キジムナーを見た話
語り手は伊平屋村前泊の山川美枝さんです
美枝さんが、8月のヨーカビーに自分の風水を見に行くと、キジムナーが出てきて、 美枝さんの耳をつかんで捕まえようとしたのであすが、あっという間に逃げてしまったそうです。 キジムナーは、他にもニ、三匹いて、顔は丸くておかっぱ頭で、頬も真っ赤で、とても可愛かったそうです。 しかし美枝さんは、耳をつかれたので学校もニ、三日休んだといいます。 そして「ヨーカビーにキジムナー火を見たので、おじいさんの命があぶない」と言ったので、家の人たちが御願をしたそうです。
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