沖縄伝承話データベース

大宜味村の猿長者の語り

松本正夫さん(大宜味村田港)

松本正夫さんは、1920年10月28日に生まれました。聞き手は、福田さんと渡慶次さん、1974年8月2日の記録です。

【共通語】

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【語りの梗概】

金持と貧乏な老夫婦があった。貧乏な夫婦は、まじめで働き者だったが、金持ちは悪い人間だったので、大晦日に神様が金持ちの家を取り潰し、猿にしてしまい、貧乏人を金持ちの家に住まわせる。

すると、金持ちが猿になって毎日やってくるので、貧乏人は困って神様に相談して、言われた通り、石を焼いて玄関に置いておく。すると猿が腰をかけて尻が赤く焼けた。

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