沖縄伝承話データベース

大城常造さんの語り

ハーリー由来(しまくとぅば混じり)

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【語りの梗概】

王様のところに行って、沖縄の美味しいものは何かと言ったら、塩まぁあさむんやぁ、うり言ったら、王様は非常に怒って、むちくわさぁに、まぁさむんぬまぁさむんりぃせ、塩、塩が美味しいとゆうの、馬鹿なことをゆうて、そったらこれは島がな、島流しして、そ、島流ししたから、七月、雨が降ってしたから塩もできなくなってそんときの、王様んところに、もう塩がないから、あは、粟びかぁ、食べさせるから。ところが、ある日に、この、塩樽から、湿気で、この、おつゆ持っていくときに、おつゆんところ、この、塩ってゆうからぱっと、これ、落ちたそうです。そして、あの王様、今日、どんなことしたかと言ったらもうこの、召使は、非常にびっくりして、殺されるかと思って、言ったら、あのこの、おつゆんところに、落ちとおると言ったら、そんなら、あれ、あれ、島流ししたから、雨降って、塩もなくなっておるから、また、ありが、あれかゆうのは本当だなと言って連れてきな、きなさいと言ったら、は、ハーリーの、姿、あれを図面書いて、この人は、造って連れにきなさいと言って、そしたら海ん中に行って、途中で海ん中に沈んでいって、そっところから、暴風のときのといって、あったそうです。それから、ハーリーはそのときから始まったそうです。

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