※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。
【語りの梗概】
首里に美しい姉妹がいた。妹は結婚していたが、姉は人目を避けて織物をして暮らしていた。ある日、妹の夫が「あなたの姉さんを見たい」と頼む。そこで、妹は転んだふりをして姉を部屋から出す。その時隠れていた夫が、おもわず「見た、見た」と手を叩いたので、姉はすぐに糸を持ったまま普天間宮にかけこんだそうだ。いくら探しても見当たらず、とうとう神として祭った。また、ある日旅人が拝みに来て、刀を忘れ船に乗ってその事に気がつくき、そこに向かって両手を合わせ「真神ならどうぞ私が帰ってくるまで預かって下さい」と願うと、1年後来てみたらちゃんとおいたままだった。