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【語りの梗概】
王と一緒に薩摩に連れて行かれて閉じ込められた。謝名親方は「薩摩藩の藩主よりも一国の王である琉球王の方が位は上だ」と言った。薩摩は「身の程知らずだ」と二人を目隠しした。謝名親方は座っていて、呪術をかけると薩摩藩主はうずくまって亡くなってしまった。また内地に謝名親方の王と一緒に行く留学生がいた。それは呪術をかけて、ここだよと薩摩の王に知れたために、琉球に帰すと謀反を図るから、琉球に帰さずに死刑にしてしまおうと油鍋に油を煮えたぎらせて、謝名親方をその中に放り込むことにした。謝名親方は1人を油鍋に突っ込まれる時に、残りの2人の首をつかんで一緒に飛び込んだため、他の3人も死んだ。謝名親方は油鍋の中で左巻きに廻った。その時から沖縄には左御紋がある。