※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。
【語りの梗概】
鳥の仲間と獣(けもの)の仲間が喧嘩したそうです。喧嘩したら獣の仲間が勝ちそうになったからねえ、蝙蝠は、「私は顔は鼠に似ておるから、獣の仲間だ。」と言って、獣の仲間に入ったそうです。そうして、獣の仲間がまた負けそうになったから、「私は羽根があって飛ぶことができるから、鳥の仲間だ。」と言って鳥の仲間に入ったそうです。そうして、獣の仲間と鳥の仲間とが仲直りしたから、この蝙蝠はどっちの味方でもないから、獣と鳥が、「友達(どぅし)話(ばなし)しよう。」と言っても、蝙蝠はどちらにも入れないから友達から離なされてねえ、昼はものを食べに歩くことができないで、夜、餌を捜しに出ているそうです。その時から蝙蝠は昼は出ないそうだ。