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【語りの梗概】
石敢当という人は唐の大武士であった。向かう所敵なしであった。そういうわけで道のつきあたりには魔除けのために石敢当を置く。ところで、人の爪先は戦さの道具であり、悪封であるので、道の突きあたりにはその悪風が直接当たるので、突きあたりには石敢当を置く。人の爪先、ヒザ、ヒジなどは全て戦さ道具であり、悪風である。同じように人差し指は槍の先と同じであり、戦さ道具であり悪風であるので、ヤブーでもお灸を中指でやらなければならない。人差し指で灸をさすと、後生の人は槍をむけられたと思って逃げ出す。