沖縄伝承話データベース

与那城カマドさんの語り

夫婦の話(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

妻に対し、「私は別の所へ行くので、私が一週間帰ってこなくても探さないで」と言って家を出た。8日、9日になっても帰ってこないので妻が訪ねて行くと、畑の中に小屋があって、その中で着物などを掛け、夫が手を組んで眠っていた。妻はそういうことだったかと、家に帰ってそのことを親兄弟に話した。すると、「お前は私に恥をかかせたので、二、三年のうちに共にさせてやる」という夢を見た。妻は夢のことを親兄弟に話した。それで、その人の形はフウジ(不明)といって、「着物を掛け、手を組み、仰向けに寝る」のが旅立ちの装いとなった。

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