沖縄伝承話データベース

与那城カマドさんの語り

鉄門の福分(しまくとぅば)

※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。

【語りの梗概】

おじいさんが毎日薪を集めていた。ところが集めて積んでおくと、毎日誰かに盗まれていた。その人は、どうして私が集めた薪は毎日なくなるのであろうかと思っていると、それは盗人がやっていることではなく、天に引き上げられていたのである。神様から、「お前の働きはそれくらいのものだ。働いても働いても、貧乏の神様だから薪も集めても、天に引き上げられてしまう。それだけの食い運(福分)だから、今の調子で暮らしなさい」と言われる。

>>  与那城カマドさん TOP