沖縄伝承話データベース

比屋根定知さんの語り

渡嘉敷ペーク 褒美の片荷(しまくとぅば)

※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。

【語りの梗概】

渡嘉敷ペークというのは、知恵はあったが貧乏人であった。貧乏人であったので王様から「馬を持ってこい」という連絡があった。痩せている馬を引っぱっていくと(王が)使いの者に「(米を)一俵出してあげなさい。」というので、ペークに一俵くれる。それを(馬の)片方に乗せるとくらを落としたり、馬がころんだりしたので、それをみた王様は「お前の馬がころんではいけないので、もう一つ(一俵)持っていなさい。」と言われた。

>>  花城康福さん TOP