※Flash Playerがインストールされていないと、正しく再生できない場合があります。
【語りの梗概】
継母が病気をして「私の病気はクイイユ(鯉)を取って来たら治るよ」と言ったので、継子は雪の降る日に泣く泣く川へ行った。川は氷が張っていたので、継子の涙が落ちると氷は溶けてコイイユは上にやって来た。それを持って「お母さん、コイイユをもってきたよ」と帰ると、継母は「お前はまだ死ななかったんだね」と言った。そして「私の病気はまだ治らないから、虎の皮をはいで来なさい」と言った。継子は今度は虎に食われてしまうんだね、と泣くなく行くと、神様が出てきて「心配するな。これは虎の皮だからお母さんに持って行きなさい」と言われて持っていくと、継母は「これはどうしても死なないんだね」と言って、今度は「どこどこに井戸を掘りなさい」と言って掘らせた。継母は上から石を落として殺すつもりだった。神様が継子に「側に穴を掘っておきなさい」と言ったので、継子は掘っていた。そして石が落ちてきた時にアザミに隠れて助かった。