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【語りの梗概】
女が芋を掘っていた。芋は掘ったものの(籠に入れた芋を)、自分では頭にのせることができないでいた。そこへ男の人が通りかかったので、「カサギラチトゥラシェー(頭にのせてください)」と、芋を掘った女が、男に言ったら、男は、カサギラシというのは、女と男のいとなみで、夜でないとカサギ(妊娠)させられない。男はびっくりして、「昼日中にそういう人もいるのか」と言って、驚いているが、女は上げてくれるまで立っていたって。あとは、手振りで、「これを、ここに上げてくれ」としたから、「ああ、そういうことか、ここでカサギラシというのは、芋を頭の上にのせてということに言うんだな」と分かって、そのときには持ち上げて、頭にのせてあげた。そうして、それぞれ別れたって。その意味合いだよ。