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【語りの梗概】
ここのガラマン嶽のふもとにある渡嘉敷小屋敷に、渡嘉敷という人が住んでいた。この近くは(145年程前)自分たちが炭焼きをしている時に百メートル先の方からワイワイという声が聞こえた。そこへ行ってみると誰もいなかった。それから夜、炭焼きガマに火をつけて、家の中で休んでいると、大きな松の木のたおれる音が聞こえてくるが、翌日行ってみるとそこには何もなかった。こんな風な場所でしたが、ある時に山内せいちょうという人が炭焼きガマに火をつけて、この炭焼きガマに寝ていると上から人が音をたてて降りてきた。そして御飯よりはお酒がいいなあ、といっている声が聞こえたが人はいなかった。また、自分達がそこに行ってみると、何も見えない。今でもこんな話はある。