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【語りの梗概】
野原に鶉が住んでいた。この鶉夫婦の間に5羽の子供が生まれた。ある日、この野原が火事になり、父鶉は、自分の命が危ないといって逃げてしまった。母鶉はススキを刈って、風を防ぎ、火の粉をそこで止めて助かった。父鶉は何日か後、私の子供や妻はどうなったかと鳴いて探していた。母鶉と子鶉が元気なのを見て父鶉は喜んだ。しかし母鶉は、こんな冷たい父親は要らない、追い出しなさいと言った。でも子鶉が、そんなことはできないと言って、父親に詫びさせた。それならご馳走やお酒などをこしらえて来なさいと母鶉が言うと、父鶉は魚のご馳走やお酒を持って来て詫びた。
それを見て母鶉は許して、それからまた一緒に暮らすようになった。