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【語りの梗概】
八重山での話である。長年猫を飼っていたら、その猫が食べ物を何処に隠しても見つけるようになったので、夫婦で相談してその猫を捨てることにして、奥さんが山に捨てに行った。すると猫は奥さんを殺し、奥さんに化けて家へ帰った。仮病をつかい、孫の生胆を食べないと治らない、と夫に言う。夫は孫の生胆を取るため、孫を山の中に連れて行く。殺せないでいると坊主が通りかかる。わけを聞き、一緒に家へ帰る。自分がお経を読んでいるうちに奥さんの首を切りなさいと言う。言われた通り首をはねると、それは家で飼っている猫だった。