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【語りの梗概】
長山ソーラという力持ちがいた。干潮になると平良に渡り荒らし回っていた。村人達は退治しようと思うが、名乗り出る者がいない。7歳の仲宗根豊見親が自分がやると出る。村人達に山から大きな木を2本浜に運ばせ、浜でソーラの足跡から足の大きさを測り、足枷を作る。干潮になり、ソーラがやって来る時間になると、豊見親は浜へ出て泣き真似をした。そこへソーラが来て、「何故泣いているか」と聞くので、「父がこの足枷に合う人を捜してこないと殺すと言っているが、見つからない」と言うと、「それでは自分が踏んでみる」と言って足を入れ、まんまとだまされてしまう。ソーラは足枷されているので歩けない。どんどん潮が満ちて来てソーラは溺れ死んだ。ヌヌフシ堂に長山ソーラのお墓があったが、今は家が建ち、御願所だけが残っている。