沖縄伝承話データベース

根保加那七さんの語り

姥捨て山(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

沖縄には昔からガマ(洞窟)があった。孫が老婆を背負い山奥に捨てに行く途中のこと、坂道や狭い道や険しい道などを歩いて行くと、数メートルごとに老婆が木の枝を折るので、孫がなぜそんなことをするのかと聞いたら、お前が帰りに道に迷わないようにと話した。孫は山へ深く入る事をやめ、床下に隠した。それからは捨てることが出来ずに隠すようになったという話。

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