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【語りの梗概(共通語)】
八重山の3月3日の由来は女のヤブといわれている。昔、女が寝ている時に戸締りはしていたけれども男がきた。妊娠した女は相手がどんな人かもわからず非常に心配していた。隣のお婆さんに相談するとそれならば、緒(ブー)をたくさん紡いで、男が帰るときに片頭(カタカシラ)を結んでおけばわかるからそうしなさいという。お婆さんの言う通りに男が着たら、緒を結んで行かせると、浜に降りる。浜の岩の下で見たところ、ハブの頭が結ばれていた。こういう話があった為に、3日には女のヤブといわれている。