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【語りの梗概】
昔、龍宮の神様が病気になり、いくら薬を飲んでも治らないので、物知りの所へ行くと、「その病気は猿の生き肝を食べないと治らない」と言われる。魚たちを集めて、猿の肝はどうしたら取れるかと相談すると、カメが、「自分なら取って来れる」と言う。「それでは頑張って取って来てくれ」と頼むと、カメは小さい島へ行った。そして陸に上がり、「猿さん、猿さん」と猿に声を掛ける。猿が「何しに来たか」と聞く。カメが、「龍宮にいい話があるので、あなたを連れて行きたい」と言うと、猿は喜んでカメの背に飛び乗った。陸に上がって話すと猿は逃げるから、とカメは龍宮に着く前に、「龍宮の神様がお前の肝を食べないことには病気が治らない」と言う。猿は驚くが逃げることも出来ず、カメにだまされて食べられてしまう。龍宮の神様は猿の肝を食べて病気が治った。