沖縄伝承話データベース

嘉手苅多呂さんの語り

エイ女房(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

漁師が釣ってきたエイと夫婦になり子供ができる。ある日、漁に出るとエイの子が漁師を呼ぶので、よく見ると、エイの子が母エイの待つ家に連れて行くという。子供は連れて行く途中、母エイがみやげをくれるはずだから、その時は甕(壷)が欲しいと言いなさいと言う。エイの家でご馳走になり、母エイにみやげは何がいいかと聞かれ、甕が欲しいと言ってもらってくる。漁師は甕のおかげで生活が豊かになる。ところが、漁師を連れてきたエイの子のほかのエイの子が、欲張りで、甕を盗んでいく。甕を盗まれた漁師は、また貧乏になった。

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