沖縄伝承話データベース

嘉手苅多呂さんの語り

兄妹始祖説話(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

ある日、5,6人で作業をしていると、津波が起こったとの知らせが来る。人々が騒ぐのを見た兄妹がたまたま高台(八重山遠見台)に向かって歩いていたので、そのまま一番高い所まで歩いて避難する。津波が高台の端まで寄せてきたので、そこに生えている力芝を握って耐えて助かる。多良間島には兄妹しか生き残らず、それでこの兄妹が結婚して村建てをする。夫婦には、最初にシャコ貝、次に蛇、トカゲが生まれ、その後人間が生まれるようになった。

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