沖縄伝承話データベース

花城三郎さんの語り

やもりとにわとり(共通語)

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【語りの梗概】

昔、シーミーという人がユタをして人々にいろいろなことを教えるのを、ウプトゥキという人が恨んで殺してしまった。それを9日目に天の神様が見つけて、シーミーに「どうしてお前は殺されてしまったのか」と聞いた。シーミーは「自分は肝が腐れてしまったので、もう生き返ることはできない」と答えた。すると神様は自分の飼い犬を殺し、その肝を取ってシーミーに入れて生き返らせた。神様は、シーミーを鶏に、ウプトゥキをやもりに生まれ変わらせた。その時から鶏とやもりは仲が悪くなって、やもりは鶏の餌になり、やもりは鶏より早く時を告げるようになった。

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