沖縄伝承話データベース

花城三郎さんの語り

ホトの形(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

独り者の男の所で女友達三人が毎日夜なべをしていた。ある時、男が留守の時に、娘達三人は自分のホトの話をして遊ぶことにした。一人の娘は鶏の鶏冠に似ているといい、二人目の娘は小豆の花の蕾に似ているといい、三人目の娘はヘラの柄の頭に似ていると話していた。男友達はその様子を隠れて見ていたが、翌日、「自分は昨夜、変な夢を見て、鶏が小豆の花を食べていたので、ヘラを投げたら柄が折れてしまった」と話した。娘達は自分達の恥ずかしい秘密を知られて困ってしまい、話し合って三人の中の一人が男の嫁になった。

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