沖縄伝承話データベース

花城三郎さんの語り

月と生き水(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

お月様の中に黒く見えるのは、生き水を担いだ天の使いの姿である。人間は人間の皮がスデル(脱皮する)ようにと、神様に願っていた。しかし人間は欲があるので、道端の桑の実を食べているうちに、蛇やとかげなどがスデ水を浴びてしまった。それで蛇などは脱皮することができるが、人間は食いしん坊だったので、脱皮することができなかった。そして、月にはスデ水を担いだ天の使いがいるといわれている。

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