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【語りの梗概】
大昔、津波が押し寄せてきてブナゼーという兄妹が二人だけ生き残った。二人はこの島を建て直すために夫婦となって暮らした。ところが血が近かったせいか、最初に麻が生まれ、次に蛇やとかげが生まれたので、どうしょうかと悲しんでいると、三番目に人間の子どもが生まれ、島を建て直すことができた。ブナゼーは多良間の最初の神として祀られている。そして最初に生まれた人間は泊御嶽の神となり、二番目の子が塩川御嶽の神となったと伝えられている。