沖縄伝承話データベース

鳩間島のキジムナーとカムラーマ

鳩間島のキジムナーとカムラーマの語りです。
鳩間島では、キジムナーを「カムラーマ」とも呼びます。
沖縄では、人前に姿を現して不思議な力を発揮する小さな妖怪を「キジムナー」と呼ぶことが多いのですが、
その名称は、地域によってさまざまで、性格も少し異なることがあります。
カムラーマは、きっと鳩間島に暮らす、昔からの妖怪の名前なのではないでしょうか。
カムラーマはキジムナーと同じく、小さなおかっぱ頭の子どもの姿をしています。
鳩間島のカムラーマの大切な特徴は、豊年祭の祭りにミルクとともに登場することです。
このことは、カムラーマが「妖怪」であると同時に「来訪神」と考えられていたことの証しではないでしょうか。

語りは、mp3 の形式で録音されています。
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