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【語りの梗概】
若者が、それまで見たことのないような娘(天人)が湖で水浴びをしているのを見つけた。若者は草叢に着物を隠し、娘に近付いて行くと、娘はびっくりして着物を着ようとしたが、着物がなく、どうすることも出来なかった。若者は自分の着物を貸してやり、家に連れて行って世話をしているうちに、二人は仲良くなり、夫婦となる。そして子供が2人出来た。夫が仕事に出ている間に、姉娘が子守りをしながら子守唄を歌い、天人はその唄で着物のありかを知り、着物を着て天に帰っていく。天人が去って、乳飲み子が死にそうになったので、若者はお祈りをしていると妻が帰って来た。それからは家庭円満に暮らした。夫婦は他人でも、夫婦になった以上、子供を中心にして、家庭円満に暮らさなければならない。