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【語りの梗概】
大変貧乏者のおじいさんとおばあさんが、正月に火正月をしていた。おじいさんが来て宿を乞うた。隣りの家を勧めるが断られ、仕方なく宿を貸す。その人に鍋をかけなさいと言われ、その通りにするとご飯が出来る。もう一度鍋を火にかけると今度はいろんなご馳走が出来た。それで年の夜を過ごした。翌日、おじいさんとおばあさんが湯を沸かして浴びると若返った。隣りに挨拶に行くと、わけを聞かれたので話す。隣の金持ちも真似をして湯を浴びると、猿になった。おじいさんが山へ行って木で臼を作る。その臼は米五合入れると一升になった。隣りの家の人がその不思議な臼を借りたが何の変化も起きないので壊してしまった。