沖縄伝承話データベース

ウンサガナシの名付け子

語り手は伊是名村字諸見の名嘉マサさんです
【梗概】
昼は、みんな畑に行って誰もいないでしょう。ある人が一人で子を産んだから、名を付ける人がいなかったのね。すると「どれ、私が付けよう。」と屁をひるウンサガナシが、その子の名を付けたって。
この子はとても大きな女になって「屁ひり娘」といわれて、あっちこっちの人が「グジャン小(ぐゎ)よ、グジャン小(ぐゎ)よ」と名を呼ぶと、屁を「プッ、プッ」したって。ウンサガナシが名を付けたから。それで、子どもが産まれたら「無事生まれたか。」と言って、すぐに名を付けるさあね。

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