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【語りの梗概】
久志岳から降りて来たブナガヤが、リーフに出て魚を取り食べていた。昔イザクをする人がそのブナガヤと友達になり、魚を多く取ってもらった。そのブナガヤは赤い髪の毛で、風呂敷を三角かぶりにした女の子だった。今でもリーフに出ると、一つの灯りから七つも八つもの灯りに分かれ、また一つになったりする火をブナガヤ火といった。また、大きなガジュマルの木に洞穴があり、そこからブナガヤが出入りしていたので、五寸釘を打って、ブナガヤが住めないようにした家もあった。