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【語りの梗概】

ユーサの親子が海に行ったとき、母ユーサがニグウ（貝）に足を挟まれてしまったが、口の周りに糞を引っ掛けて逃げることができた。それから母ユーサは2人の子供に連れられて行った。そこで親ユーサが「（聴き取り不能）んつがよ、ばがふふがまよ」と聞いたので、ムットゥ前井戸（マイガー）に降ろした。それから井戸の側の仲間サダオさんの家に入って、「タバコがま吹きゆくーでぃ」と言ったそうだ。それから大浦湾のハナリに落ち着いたという。