沖縄伝承話データベース

知念勇吉さんの語り

継子と魚の頭(しまくとぅば)

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【語りの梗概】

継母は、継子には魚の頭(メバル)だけ、実子には魚の身だけを与えていた。魚を取ってくるのは父なので、父は継子の魚の頭の中に身を詰めてやり、継子はそれを食べていた。継母はそれに気付かなかったが、ある時、魚の頭の方に身が詰められているのを知って、実子に頭の方をやる。父親はそれに気づいて、今度は頭に身を詰めないようにした。そうして、結局継子が得をした。

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